預かりボランティア募集– Volunteer Foster Care Opportunities –

預かりボランティア募集

猫を一時的に自宅で飼育していただくボランティアです

当会が保護した猫たちは、飼い主が見つかるまで門前仲町のサロン、預かりボランティア個人宅で暮らしています。寄付と少額の会費・補助金のみを収入源とするボランティア団体です。「譲渡型保護猫サロンもんにゃか」を再オープンしましたが保護できる頭数(ケージ数)には限りがあります。その為、譲渡ペースを上回る保護依頼が頻発すると簡単に埋まってしまい、お断りしているのが現状です。

一匹でも多くの猫を救えるよう、保護される猫たちの生活の場が必要です。そこで、猫を一時的に預かってくださるボランティアを募集しています。

なぜボランティアのチカラが必要なのか?

野外で生きてきた猫は、人との暮らしに慣れていません。安全な室内で、厳しい寒さや暑さ、空腹に苛まれることなく生活できるようになっても、すぐには人への警戒心が解けない猫もたくさんいます。一般の家庭で猫を預かっていただくことが、猫が人に慣れ、人を信頼し、人とともに生活していくためのトレーニングにもなるのです。

厳しい外の世界を生き抜いた猫たちが、温かい家に迎えられて、幸せになるためのお手伝いをしていただけないでしょうか。

預かりボランティアさんが増えるごとに、また新たに猫を保護できるようになります。どうかお1人でも多くの方にご参加いただきますようお願いいたします。

飢餓、寒さ、輪禍による死、身体の損傷が後を絶ちません

預かり期間

飼い主が見つかるまでの数週間~半年程度です。

飼い主の募集は、ネットやSNSで行うほか、おおむね月2回、譲渡会に猫を参加させます。

ご応募いただきたい方

主に江東区、中央区、墨田区在住で、ペット可住宅にお住まいの脱走対策ができる方。

猫を飼った経験のないご家庭でも、脱走対策などの条件をご準備頂ければ大丈夫です。

人馴れしている猫から、そうでない猫まで、ご希望と家族構成、猫の特徴を考慮し、お預けいたします。

「高齢」「旅行が好き」「転勤が多い」「出張が多い」などの理由で猫を飼うのをあきらめているが、数ヶ月程度の期間限定なら一緒に暮らせる……という方にも向いています。

費用と物資

脱走対策

保護した猫ちゃんたちは警戒が解けていなかったり、興味本位で網戸を破るなどして脱走を企てることがあります。知らない場所では猫は生きていくことが難しいです。二度と外で苦しい生活をしないよう脱走対策をお願いしております。

消耗品

フードとトイレ砂、ペットシーツなどについては、預かりボランティアさんでご用意ください(費用のご負担もおねがいします)。

※特別な事情で高額になる場合などは別途ご相談させていただきます。(療法食など)

飼育用品

ケージ、ベッド、ブランケット、トイレ、食器など生活に必要なグッズは、お持ちのものを使っていただくか、当会から貸し出します。

医療費

医療費は、当会または猫の保護主が負担します。

ミルクボランティアの場合

保護された生後間もない哺乳が必要な離乳前の子猫を、一時的に自宅で哺乳していただき、哺乳期が過ぎたら保護団体に返していただく子猫の一時飼養ボランティアです。

お願いする条件

  • 自ら預り育て終日お世話が可能なこと
  • ペット可能なお住まいであること
  • 適正飼育環境であること
  • 健康状態の報告を適宜していただけること
  • 愛情と責任を持てること
  • 離乳終了後は保護団体に返却していただくこと

必要なお世話

  • 2時間〜4時間おきの授乳(成長による)
  • 排泄の補助(ティッシュでおしりを刺激する)
  • 体温の保持(動物用ヒーター等を使う)
  • 体が汚れたら拭いてあげる
  • 健康観察

※ミルク、哺乳瓶、ペットシーツ、ヒーターは貸し出しいたします

預かっていただく期間の目安

  • ☆平均1ヶ月間(2週~6週間)
  • ☆自力でドライフードを食べることができる生後45日齢ごろ

看取りボランティアの場合

里親を募集しても譲渡が難しいのが高齢猫です。地域にいる野良猫たちが高齢化し体調が悪いので保護してほしい、高齢による死別・入院・病気のために飼えなくなったという理由で保健所や動物愛護センターには多くの高齢猫が引き渡されています。

高齢猫は持病があったり、癌などの重い病気だったり、介護が必要だったり、子猫から育てたいなどの理由により一般の人々の譲渡が難しくなっています。この譲渡が難しく見て見ぬ振りをされる高齢猫を殺処分をさせず、最期の猫生を愛情を持って温かな家庭で、本人らしい満足のいく最期を迎えられるよう看取るのが看取りボランティアです。

猫を飼うにはもう年齢的に難しい、でも元気なのでまだまだ猫との暮らしを楽しみたいシニア世代の方をお待ちしております。

お願いする条件

  • 自ら預り育て終日お世話が可能なこと
  • ペット可能なお住まいであること
  • 適正飼育環境であること
  • 健康状態の報告を適宜していただけること
  • 必要がある場合、動物病院につれて行ける方
  • 最期を看取る覚悟、家族の理解

必要なお世話

  • ごはん、水
  • 体が汚れたら拭いてあげる
  • 健康観察

預かっていただく期間の目安

  • 里親申込がない限り最期まで

よくあるご質問

預かる猫を選べますか?

申し訳ありませんが、猫を選んでいただくことはできません。ご自宅の生活環境などを考慮して、当会の方でお預けする猫を決めます。

元々飼っている猫がいますが、大丈夫ですか?

いくつかの条件をお守りいただければ、問題ありません。

先住猫は、不妊手術、ウィルス検査、三種ワクチン接種を済ませておいてください。お預けする猫は初期医療(不妊手術、駆虫、エイズ・白血病ウイルス検査、三種ワクチン接種)を施していますが、野外から保護して間もない場合、思わぬ病気を持っている可能性を否定できません。少なくとも1~2週間は、先住猫とは別部屋で隔離してください。

ペット不可物件に住居していますが、猫を飼育していたことがあるので大丈夫ですか?

大変申し訳ありませんが、行政とも連携をしているため、ペット不可物件の方は一律お断りしております。

費用はかかりますか?

ボランティア登録は無料ですが、猫をお預かりいただいている間に必要なフードとトイレ砂、ペットシーツなどについては、ご用意をお願いします。(費用のご負担)

知らない猫の世話ができるか不安です

お預かりいただいている猫に関することで、分からないことや心配なことがある場合は、LINEにてご相談いただけます。緊急の場合などは電話・通話も可能です。

預かっている猫が体調を崩した場合、どうしたらよいですか?

まずは当会の担当者にご連絡ください。投薬、受診は、担当者の判断に従ってください。

一匹でも多く、外猫たちを暖かい家庭に迎える為、お力をお貸しください

こちらからお申し込みください